決算だけの単発業務 顧問税理士がいない場合の節税

顧問料について出来れば安く済ませたいというニーズから会社向けに決算のみのスポット対応をお引き受けしていますが、お問い合わせの際にお客様から質問されることのひとつに節税にどれくらい取り組めるのかということ。

弊所に決算だけのご相談をしていただく際に顧問契約との違いとして節税策として何が出来て何が出来ないのか説明していることをご紹介します。

決算のみのご依頼ではタイミングが早い方が多くの節税策に取り組める

ご覧いただきありがとうございます。杉並区荻窪の税理士・公認会計士 守屋冬樹です。

まず基本的なスタンスとしては決算のみのご依頼で経理処理や申告書作成時にこちらで対応できることは全て行うようにしています。この点は決算だけ、顧問で区別せず行っています。

ただご依頼のタイミングが早い程、様々な節税策をお伝えできるのが実情です。

節税策の多くは決算日の前でないと出来ないものが中心で、決算前のタイミングでないと対処が出来ないこともあるのです。

そのため、節税をしたいのなら決算前のご相談をおすすめしています。

決算だけでも出来る節税一覧

決算だけのご依頼であっても比較的取り組めるのは次の節税方法となります。

決算日前でないと出来ない節税

まず決算日前の段階で行える節税がこちらです。
上の方から比較的取り組みやすい節税策をあげています。

  • 経営セーフティ共済の加入
  • 小規模企業共済の加入、積み増し
  • 前倒しで経費を利用
  • 資産を処分
  • 売掛金 回収不可能分を経費に
  • 会社名義で社宅を借りる
  • 決算賞与の支給(金額の確定・通知を決算前に実施)
  • 出張手当を規程に組み込み支給する(所得税は非課税)
  • 社員旅行(社員の半数程度参加が必要)
  • 役員報酬の増額(前年度末から2ヶ月以内書類提出が必要)
  • 給与の分散(社員に身内がいる場合)
  • 保険 従業員を退職金共済に入れる
  • 生命保険 会社名義で加入
  • 従業員の増加(雇用促進税制 前年度末から2ヶ月以内書類提出が必要)

決算日後でも出来る節税

次に決算日後に行うことができる節税がこちらです。

  • 交際費の領収書に参加者・人数を記入
  • 開業費や開発費の全額費用化
  • 未回収の債権について貸倒引当金の計上
  • 決算日後に支払う経費の未払い計上(労働保険・固定資産税、光熱費など)
  • 給与等の未払い計上(役員報酬以外)
  • 会社負担分の社会保険について未払い計上
  • 資産となっている保証金を経費にする(契約次第)
  • 固定資産のうち実在しないものを削除(固定資産の棚卸し)
  • 株の評価損

決算だけのスポットでもできる節税はある

スポットでのご依頼でもできる節税はありますが、取り組むタイミングが遅くなってしまうと制度上できる対応が少なくなってしまうのです。

この点を押さえていただければ余計な税金を支払うことを避けることができるので、より節税に取り組みたい場合には、遅くとも決算日より1月以上早い段階で問い合わせいただき、余裕を持って対応が出来るようにしておくことをおすすめしています。

お知らせ
東京都の杉並区荻窪で守屋冬樹税理士事務所を営んでいます。
お客様の担当は必ず守屋冬樹自身、監査法人での経験を駆使した決算申告のみ対応が強みです。

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