決算日を決める5つのポイント。会社にとって都合の良いタイミングを選ぶ

会社では一年間の区切りである決算日を自由に選択することが出来ます。その際に、どのような点を意識して決めていくのか投稿しました。

会社の決算月はどの月が多い?

法人税の申告した企業(年一回決算のもののみ)の決算月を調べてみると次のように3月決算の会社が多いことがわかります。

このように3月決算の会社が多いのは公共団体の予算編成期間、税法の改正のタイミング、学校の年度区切りが3月などの影響が考えられます。

ではこの現状を踏まえて決算日を決める際にはどのような観点をするべきでしょうか。

決算日を決めるときの5つのポイント

次にあげる5つの観点から決算日を決めると決算や税金の負担を減らすことが可能になります。

①繁忙期を避ける

決算日の前後には、節税対策、決算書や申告書の作成、税金の納付などやるべきことが多々あります。
個人の確定申告は12月が決算日なのですが、会社の決算時期は会社の判断で決定することが出来ます。そのため会社の業務が集中する時期と決算や申告書の申告期限が重なるとかなりの負担になってしまうので避けておくことが無難です。

②売上に季節的な変動があるなら売上の少ない月を選ぶ

売上の実績と経費の集計が終わり、一年間の利益が把握できるのは決算日を過ぎたタイミングです。
予想以上に利益が出たと気づいても、手を打てる手段が限られてしまいます。
そのため、売上の多い時期は避けましょう。

③月末在庫が少ないタイミングを選ぶ

決算の際には在庫の棚卸を行わなくてはならないのですが、量があるととても大変です。
場合によってはお店を休みにして確かめることも…作業の時間的なロスを減らすため、在庫の少ない時期を決算にしましょう。

④消費税の免税期間を考える

会社設立時に資本金が1000万円未満の場合、消費税の免税期間があります。
この免税のメリットは大きいので是非活かしましょう。

⑤会計事務所の繁忙期を避ける

くだらないことのように思えるかも知れませんが、意外と重要なポイントです。
12月は年末調整や個人の確定申告、3月には多くの会社の決算があります。
そのため、12月や3月を決算月にしてしまうと契約が出来ないケースもあるのです。

仮に契約をしても充分な対応時間が取れないため、他の月の決算に比べサービスの質は下がることがないとは言いきれないのです。会計事務所を営んでいる方達にはあるあるな内容なので12月〜3月の決算は避けたほうが無難といえます。

あとがき

後々の負担を軽くすることも可能になリますので是非、上にあげた5つのポイントを意識して決算日のタイミングを決めてみてはいかがでしょうか。

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【編集後記】
桜の木が彩りが鮮やか、花見シーズン到来ですね(^ ^)
それではまた来週、よろしくどうぞ。

【昨日の一日一新】
3/26 行ったことのないEXCELSIOR CAFFE

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