経費にするタイミングは選べる!開業費の経理処理を解説

個人で事業を始められる際、開業前に掛かった経費の取り扱いについて悩まれる方も多いです。

そのため今回は開業前に掛かった経費がどのように取り扱われるのかについて解説します。

開業前の支出は経費にならない

ご覧いただきありがとうございます。杉並区荻窪の税理士・公認会計士 守屋冬樹です。

開業前の経費は経理上は開業費という名前がつけられています。ただこの名前に〜費とついているため経費に間違われることも多いのですが、実はいったんは経費にならず。今後に繰り越される資産と呼ばれる項目にあたるのです。

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よく経理について2つのボックスで現されるのですが経費と資産は同じ左側の項目で経理の記録方法である簿記を勉強していても間違えてしまいがちてす。

開業費の対象

そして開業費となるものは次の3つすべてを満たすものが対象

  1. 事業を開始するまでの間に掛かったもの
  2. 開業準備のために支払った物
  3. 資産(10万円以上のもの)を購入した支払いは除く

もし開業後であれば経費となるものしか開業費とならないと押さえておきましょう。

開業費の計上するタイミングと経理処理

開業日の計上するタイミングについて内容ごとに領収書の日付でそれぞれ仕訳を行う訳ではなく、開業日に複数の項目をまとめて計上することが一般的です。

仮にチラシのデザイン代や印刷代、調査費用など開業準備のために合計で100,000円を使った場合、開業日の経理の仕訳としては次のようになります。

開業費   100,000円 /事業主借    100,000円

なお、開業費を計上する際の経理処理はとてもシンプルなのですが、金額の内訳が分かる様にしておく必要があるため注意しておきましょう。

経費にするタイミングは自由に選べる

この開業費について良いところは、どのタイミングで資産から費用とするのか自分で決めることが出来るという点。実務では事業を始めた年は赤字であることが多いのであえて経費にせず、儲かった年に経費にしてしまいます。

仮に開業費を全額経費にしようと決めた際には、その年の12月31日に次の経理の仕訳を行います。

開業費償却  100,000円 /開業費   100,000円

なお今回は100,000円全額を一度に経費にしていますが、開業費の計上している金額の範囲内であれば一部のみを経費にすることも可能ですよ。

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【編集後記】
中央線沿線に住んでいながら
行く機会のなかった高円寺で初のミーティング。

興味津々で歩いておりました。

【昨日の一日一新】

10/1 高円寺 Dogberry
六本木ソノラスタジオ
中国茶房8 六本木店

一日一新のきっかけはこちら→一日一新

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